float
floatは、ボックスの回り込みを指定するスタイルです。
解説
要素を左側または右側に寄せて表示させたい場合に使用します。
floatを指定した要素に続く要素は、floatで指定した側の反対側に回り込んで表示されます。
(float:leftなら後に続く要素は右側に回り込んで表示されます。)
clearスタイルで寄せを解除するまで回り込んで表示されます。
構文
構文は以下になります。
float: 値;
値
floatには以下の値が指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
left | 要素を左側へ配置して後続の要素を右側に回り込ませる (例)float:left; |
right | 要素を右側へ配置して後続の要素を左側に回り込ませる (例)float:right; |
none | 配置を指定しない(初期値) (例)float:none; |
太字の値は初期値です。
サンプル
画像を右側に回り込ませる
.sample01 {
float:right;
}
<div>
<img src="neko.png" alt="ねこ" class="sample01">
<p>うちの猫です</p>
</div>
うちの猫です
画像を左側に回り込ませる
.sample02 {
float:left;
}
<div>
<img src="neko.png" alt="ねこ" class="sample02">
うちの猫です
</div>
うちの猫です
画像を回り込ませない
.sample03 {
float:none;
}
<div>
<img src="neko.png" alt="ねこ" class="sample03">
うちの猫です
</div>
うちの猫です