CSS3スタイル虎の巻

padding

paddingは、要素の内側の余白を指定するスタイルです。

解説

要素の内側の余白サイズを指定します。
指定方法には、数値・割合・autoの3パターンがあります。

marginには下図のように要素の上下左右の4種類のサイズがあり、値の指定の仕方により4か所のサイズを指定する事ができます。

パディングのイメージ

  • 値を1つ指定した時:指定したパディングが上下左右に適用されます。
  • 値を2つ指定した時:1つ目が上下、2つ目が左右に適用されます。
  • 値を3つ指定した時:1つ目が上、2つ目が左右、3つ目が下に適用されます。
  • 値を4つ指定した時:1つ目が上、2つ目が右、3つ目が下、4つ目が左に適用されます。

構文

構文は以下になります。

padding: 値1; padding: 値1 値2; padding: 値1 値2 値3; padding: 値1 値2 値3 値4;

paddingには以下の値が指定できます。

説明
数値で指定パディングのサイズをpx単位で指定します。
(例)padding:10px;
割合親要素に対する割合で指定する。
(例)padding:50%
autoパディングを自動的に設定する。
(例)padding:10px auto;

paddingの初期値は0です。

サンプル

上下左右のパディングを10pxにする


.sample01 {
  padding:10px;
}

<div class="sample01">上下左右10px</div>
上下左右10px

パディングを上下を10px、左右20pxにする


.sample02 {
  padding:10px 20px;
}

<div class="sample02">上下10px左右20px</div>
上下10px左右20px

パディングを上を10px、左右20px、下を30pxにする


.sample03 {
  padding:10px 20px 30px;
}

<div class="sample03">上10px左右20px下30px</div>
上10px左右20px下30px

パディングを上を10px、右20px、下を30px、左40pxにする


.sample04 {
  padding:10px 20px 30px 40px;
}

<div class="sample04">上10px右20px下30px左40px</div>
上10px右20px下30px左40px

パディングをautoにする


.sample05 {
  padding:auto;
}

<div class="sample05">上下左右auto</div>
上下左右auto

関連項目

  • margin:要素の外側の余白を指定する
  • padding:要素の内側の余白を指定する
  • box-sizing:ボックスサイズの計算方法を指定する