z-index
z-indexは、ボックスの重ね順を指定するスタイルです。
解説
z-indexは要素の重なりの順番を指定します。
値(数値)が大きいほど手前に表示されます。
z-indexを使用するときは positionスタイルでstatic以外が指定され、
要素が重なるように配置されている必要があります。
構文
構文は以下になります。
z-index: 値;
値
z-indexには以下の値が指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
数値 | 重なりの順序を数値で指定する。数値が大きいほど手前に表示される (例)z-index:1; ※数値は整数のみ指定できます。 |
auto | 重なりの順序は自動 (例)z-index:auto; |
太字の値は初期値です。
サンプル
要素d2とd3を重ねて表示して、d3を手前に表示させる
.d1{
position:relative;
height:120px;
}
.d2{
background-color:skyblue;
width:120px; height:60px;
position:absolute;
top:10px; left:10px;
z-index:1;
}
.d3{
background-color:red;
width:120px; height:60px;
position:absolute;
top:40px; left:40px;
z-index:2;
}
<div class="d1">
<div class="d2">要素1</div>
<div class="d3">要素2</div>
</div<
要素1
要素2
上記d2とd3の z-indexの値を入れ替えると以下のように表示されます。
要素1
要素2
関連項目
- position:要素を表示する時の基準位置を指定する